「足に合わない靴を無理に履いていると、足だけでなく全身にさまざまな悪影響を及ぼす」

2025.6.19

こんにちは。奈良県橿原市の三浦カイロプラクティックの院長・三浦です。いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。当院でも、特に女性の方で、反り腰、腰痛、外反母趾にお悩みの方で、「足に合わない靴を無理に履いている」という方がおられますが、

 

そこで今回は、だんだんと「足に合わない靴を無理に履いていると、足だけでなく全身にさまざまな悪影響を及ぼす」ついてです。

 

 

足に合わない靴を無理に履いていると、足だけでなく全身にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。以下に主な影響を挙げます。


足への影響

  1. 外反母趾・内反小趾(がいはんぼし・ないはんしょうし)
     先が細い靴やサイズの小さい靴を履き続けると、足の指が圧迫されて変形することがあります。

  2. 巻き爪
     爪が皮膚に食い込むようになり、痛みや炎症を引き起こします。

  3. タコ・ウオノメ(胼胝・鶏眼)
     足に過度な圧力や摩擦がかかることで、角質が厚くなり、痛みが出ることも。

  4. 足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
     土踏まずに負担がかかり、踵(かかと)や足裏に鋭い痛みを感じます。

  5. 靴ずれ・水ぶくれ
     靴の中で足が擦れることで皮膚が傷つきやすくなります。


姿勢・筋骨格への影響

  1. 歩き方の悪化(異常歩行)
     靴が合っていないと、足をかばうような歩き方になり、膝・股関節・腰に負担がかかります。

  2. 腰痛や膝痛の原因
     足の歪みが連鎖して、骨盤の歪みや脊椎のバランスに影響し、慢性的な痛みに発展することがあります。

  3. 肩こりや頭痛
     全身のバランスが崩れることで、姿勢が悪くなり、肩や首に負担がかかるケースもあります。


長期的な影響

  • 歩行機能の低下

  • 転倒リスクの増加

  • 慢性的な関節炎や変形性関節症のリスク増加


🔍 どうすればよい?

  • 足のサイズ・形を正確に測る(時間帯によって変わるので、夕方に測るのがおすすめ)

  • 試し履きは立って歩いてみる

  • クッション性や足のアーチに合ったインソールを使う

  • 長時間歩く日は特に、機能性の高い靴を選ぶ

  • 靴を履いていて痛みや違和感があるなら、使用を中止する


足に合わない靴を無理に履くことは、「姿勢・体の土台を崩す」ことにつながるため、できるだけ避けるのが望ましいです。必要なら整形外科や整体、カイロプラクティック院に相談するのも有効です。

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